私の自宅はマンションなので元々san-netさんでしたが昨年にsan-netさんが楽天ひかりになり、自動的に楽天ひかりとなりました。ipv4接続時はADSLやソフトバンク並みに遅く、携帯の方が速いだろ!と言う状態でUP時は2~3M以下でFTPによるwebサイトの操作でさえヒヤヒヤでした。色々調べていると楽天ひかりさんやYAHAMAさんの公式サイトにはNVR500を楽天ひかりさんのipv6接続方法であるDSLight接続の方法の解説がありませんでした。モヤモヤしながらなんとなく解決して繋がっているので接続方法をメモしておきます。
NVR500を使用したい理由としては下記です。
- ルーターが優秀・ポート解放しているサーバー側へのセキュリュティー面も踏まえYAMAHAさんで行いたい。
- 固定IPじゃない為、自宅に入る為YAMAHAさんの無料DDNSを使用したい(NVR500はipv4のみ対応ipv6は非対応)
- IPV6通信で作業を行いたい(サイトのipv6での確認と速度の問題で)
ひかり電話は非契約。
※ひかり電話の契約者はコマンドが違うと思うので他者の物を参考にして下さい。
ページ内目次
1.参考サイトを色々見る
価格.comさん
入力するコマンドは以下の通りです。
ip route default gateway tunnel 1
tunnel select 1
tunnel encapsulation ipip
tunnel endpoint address 以下よりAFTRアドレスを入力
tunnel enable 1
現時点のAFTRのIPv6アドレスは以下の通りです。予告なく変更することがありますので、接続ができなくなった場合にはIPv6アドレスに変更がないか本ページより確認ください。また、お引越などで東西エリア間の移動があった場合は、再設定が必要になります。 NTT東日本エリアから接続する方
2404:8e00::feed:100
2404:8e00::feed:101NTT西日本エリアから接続する方
2404:8e01::feed:100
2404:8e01::feed:101NTT東西のサービス提供地域はこちらよりご確認ください。
AFTRの取得方法
AFTRの取得方法を設定します。「手動設定」を選択します。
手動時のAFTRの設定方法
「AFTRの取得方法」が「手動設定」の場合に設定できます。
「FQDN指定」を選択します。
AFTRのFQDN
「dgw.xpass.jp」と入力してください。
AFTRのIPv6アドレス
入力は不要の項目になります。
2.解釈しながら調べてみる
インターリンクさんと楽天ひかりさんのサイトを読めばなんとなく接続仕方が分かります。ベースはインターリンクさんと同じ方法で「tunnel endpoint address」の部分が不明なだけです。ここは楽天ひかりさんのホームページ内の設定に出てくるipv6アドレス「dgw.xpass.jp」ではないのかなぁ?っと言う疑問。このアドレスのIPはどうなっているのだろう?とnslookupで逆引きすると
「dgw.xpass.jp」のIPアドレスが出てくるでは有りませんか!!w(゜o゜)w
3.早速、YAMAHAさんのルーターNVR500にてコマンドの実行
ip route default gateway tunnel 1
tunnel select 1
tunnel encapsulation ipip
tunnel endpoint address 「ここにnslookupの結果」
tunnel enable 1
取りあえず、NVR500の「レポートの作成・コマンド実行・初期化」→「コマンドの実行」にて試しにこれで設定してみました。接続を確認して、ipv4の接続情報も入力して2セッション接続へ。
わーい(≧▽≦)わーいヘ(^o^)ノ繋がったぞ~(☆。☆)
4.IPv6テストページやIPv4/IPv6接続判定ページでテストをする!
IPv6テストページ
https://test-ipv6.com/index.html.ja_JP
IPv4/IPv6接続判定ページ
http://kiriwake.jpne.co.jp/
IPv6テスト
http://ipv6-test.com/
問題無く、IPv6 over IPv4通信が出来ているとの結果が表示されました^^ここまでの作業は楽天ひかりさんやYAMAHAさんの公式見解ではないので自己責任でお願い致します。今の所有りませんが、いつか接続が切られることもあるかもしれません!
5.YAMAHAさんのNVR500から無料DDNSの再登録
ipv4のセッションを繋いだらDDNSの再登録できました。「○○.aa0.netvolante.jp」などですね!携帯のWi-Fiを切り、4G通信で私の指定しているアドレスへアクセスするとサーバーのポート開放しているweb、SSH、SFTPへ無事に入れました。これで出先から安心して操作ができます!!
6.ONUからハブを繋ぎ楽天ひかりさんの推奨Wi-Fiルーターも接続してみる
VLAN構造でなんとなくやってみましたが、この図式通りでも接続の確認をしています。サーバーはLANを2ポート用意し、外からと中からと接続しています。
楽天ひかりさんの推奨ルータ-(Aterm WG1200HS4)からのDSLightの方が平均的な速度は安定する時多いです。たまに激遅になりますが....
※FTP等でサイトデータのバックアップなどの大量データやり取りを行うと落ちます....。ルータが原因かな?YAMAHAのVNR500では中々ありませんがIPv4接続のように速度が激変する場合があります。
この後、後日談としてipv6接続ではクライアント様が使用している一部の激安ホスティング業者さんのwebサイトが閲覧できなくなりました。サーバー側に問い合わせると原因はDSLightの様で、アクセス制限を掛けているからFTPからサーバーへ入って「.htaccess」を書き直すように言われました。